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営業の仕事

 

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稲田 雄二

 

 

■設計の仕事

 

設計の仕事
建築物設計者の意図を、くんでいく仕事

 

階段には、建築物の玄関や人が多く集まる場所でその存在感を示すような美しい化粧階段もあれば、性能を重視した非常階段のようにゴツっとしたものまで様々な 階段があります。それらを建築物件全体の設計図から、階段に必要な情報をクローズアップして「施工図」を作成します。

施工図とは、階段の形や厚みを天地・ 左右で示して、言わばプラモデルの組み立て説明図のようなもの。営業が仕事を受注した時から、私達の仕事が スタートしますが、納期はもちろんのこと、お客様のニーズに沿った正確な施工図を作成するのが大事。

まずはスケジュールを立て、常にお客様の要望や諸条件 を確認しながら工作図を完成させていきます。施工図作成のポイントは、図面作成の技術も必要ですが、法的条件、設計仕様を満たした上で客先の要望を図面上 に表現する事。

つまり、スピードとクオリティだけでなく、コミュニケーション力も大切と言えます。 

 

 

■階段の上で「結婚式」を挙げるカップルもいます

 

お取引先がスーパーゼネコンですから、マンションやオフィスビルだけでなく、駅前モール、球場やホテルなどの人々の集まる注目スポットの階段に携わる事も多く、完成後に「これかぁ!」と遭遇することも(笑)。
  ホテルエントランスの広い階段で人前結婚式というイベントもあり、自分が設計に携わった階段の上で、人生の転機を迎える方がいらっしゃることに、感動。現在、設計スタッフは、私と高島の二人。和気アイアイとやっていますが、お客様からのニーズも多様化していて、ご要望も高くなってきています。スキルアップの速度をはやめ、さらに自分を高めないと!と思っています。


  設計の仕事

設計の仕事

 

◎高島圭司 設計課 課長代理
設計図を元に、階段の工作図が仕上がった瞬間が、まず嬉しいかな?次は建築物を見た瞬間。モノづくりの醍醐味ですね。

 

 

 

 

 

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■施工管理の仕事

 

建築現場での「階段」&「キョーエイ」の責任者。

 

 鉄骨階段の施工は、施工図を元に工場で製作した鉄骨階段を建設現場に運び、組み立てる仕事です。組立方法は、ボルトでつなげたり、溶接でつなげたりで様々です。
  そこで施工管理の仕事は、まず事前にお客様の建設現場に出向き、作業工程、施工手順・工法の打合せをするところからスタート。作業日に合わせて製品や資材、職人さんの手配を行います。現場での1日の仕事の流れは、まず搬入した製品(階段)の確認を行い、職人さんに作業の指示を行います。その後、階段をクレーンで設置場所に運び(建方と言います)、次に建物の高さや位置を合わせて固定していきます(仕舞と言います)。

その後は、お客さまに満足していただけるような階段を作り上げるために、施工図どおりに施工できているかどうか確認を行います。

出来上がりや不具合をチェックするのも、現場のチームワークを左右するのも、トラブルに対応するのも、施工管理の役割。重要なポジションです。


■ 一段一段積み上げる「モノづくり」の現場が、楽しい。

 

何も無かったさら地から、どんどん建物が積みあがって出来て行く、その工程にいられることが楽しい。モノづくりが好きだから、こんなに大きなモノを作れる事はありませんからね。それと現場には、え?マジで〜と、予期せぬ出来事がある(笑)。もちろん所長さんや職人さんにも負担になることにもなるので、笑ってはいられませんが、何とか皆さんの経験スキルと協力を得たり、所長さんにご納得いただいて乗り切ります。建築物が完成した時には、そんな冷や汗かいた経験も、いい思い出になって、私の課題解決のスキルとして身についていくんです(笑)

 

 

 

 

 

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